職種紹介
Nさん
営業
中途・2019年入社
出身 ベトナム・カントー市
ベトナムから日本へ
新たな夢への挑戦
私はベトナムのカントー市出身で、26歳までベトナムに住んでいました。大学を卒業する前から、BIMソフトを使って3Dモデルを作成するアルバイトをしていました。仕事は好きでしたが、2つの理由から会社を辞める決断をしました。一つ目の理由は、給料が安かったこと。ベトナムにある会社だったため、給与水準が低く、満足できる収入ではありませんでした。もう一つの理由は、言語の壁により、パフォーマンスを十分に発揮できなかったこと。日本語が全く話せなかった私は、社内通訳を通じて意見を伝える必要があったのですが、それでもうまく伝わらないことがあり、悔しい思いをしていました。この状況を打開するため、日本語を学び、新たな環境でのチャンスを求めて日本へ渡りました。最初の1年間は神戸の日本語学校で学び、その後三重県の会社に就職しました。そこでは電気設備工事の見積もり作成を担当しました。
新しい職場では、残念ながらお客様や社員とのコミュニケーションがほとんどなく、日本語能力の向上も見られませんでした。また、契約社員としての待遇では満足できず、周囲に何もない田舎の環境も私には合いませんでした。そこで、正社員として都会で働き、建築図面のスキルを活かせる場を求める転職活動を始めました。その結果、求人エージェントを通じてダイセンの面接の機会を得て、その後無事に内定を受け取りました。入社の決め手となったのは、業務内容が環境にも配慮している点と、都会のオフィスで正社員として働けることでした。こうして、空調に関する知識やスキルが全くない私がダイセンでのキャリアをスタートさせることになりました。
ダイセンに入社してすぐ、私は何もわからず、最初は先輩社員について仕事を学びました。EHP空調のメンテナンスや洗浄のサポート、見積書や管理図書の作成などを手がけました。しかし、職場での日本語と学校で学んだ日本語が異なり、初めは日本語でのコミュニケーションにも苦労しました。また、空調知識がなかったため、不安を感じることも多く、改善のために会社の支援でビジネス日本語を学び直し、YouTubeで日本語文法の動画を見たり、日本語ボランティアと交流したりしました。その結果、徐々に日本語が理解できるようになり、大手メーカーの空調講習を受けるなどして、空調技術も身につけていきました。
現在、私は主に業務用空調システムの設計に関わる空調設備の図面作成、EHP空調の入れ替え、新築工事の現調、フィルター洗浄、機械発注と見積もり作成、施工管理などを担当しています。入社当初と比べて、一人でこなせる仕事の幅が広がりました。ダイセンの支援的な職場環境が、私の成長には大きく貢献しています。社内外でのコミュニケーションが活発で、日本語力はもちろん、日本の職場文化やビジネスマナーも学べました。ARCDRAW CADとFILDER CeeD、JWCADソフトを使った図面作成のスキルを磨きながら、空調だけでなく太陽光発電工事のプロジェクトにも関わるようになりました。
ダイセンは、業務用空調設備のメンテナンスに強みを持ち、どの機種にも対応できるプロフェッショナルがそろっています。大手メーカーの特約店としての地位もあり、お客様からの信頼も厚いです。社員数も増え続けており、関西だけでなく関東にも事業を拡大しています。また、上司とのコミュニケーションが取りやすく、相談しやすい環境も整っています。
仕事の流れ
1
現地調査
営業と同行訪問
機器の調査
ヒアリング
2
設計
調査を基に機器選定
配管選定
電気配線選定
3
図面作成
設計を基に図面作成
仕様書作成
4
提案書作成
営業と提案書を作成
工事作成図書作成